前書きさせて頂きます。
私はいつもブログを書く時に、少しでも楽しく、
分かりやすく読んでもらえるように、
自分なりに工夫して書いてます。
実は。
ちょっとおふざけな感じのブログに感じたこともあるかもしれませんが、
今日は、ちょっと真面目なお話を、したいと思います。
お客様とお話をしていて、しっかりとお伝えしなければならないと思ったからです。
『なんかキャラ違うんですけど』
『本当は馬鹿のくせに』
と、思うかもしれませんが、違和感なく聴いていただけたら幸いです。
これから少しづつこのようなブログを書いていきます。
また、ブログではわかりづらいと思われたら、
動画でも説明をしております。
ブログの最後に貼っておきますので。宜しければご覧下さい。
既にご存知の方も多いかと思いますが、
髪の毛は細胞で出来ており、細胞はタンパク質でできています。
そのタンパク質はアミノ酸でできています。
※他メーカーでプロテイン配合や、アミノ酸入りといった売り文句が多いのはその為です。
そのアミノ酸は、さまざまな分子で出来ています。
分子は原子の集まりのことです。
その電子は(➖)、中性子、陽子(➕)で出来ています。
全ての物質はこの電子、中性子、陽子の集まりです。
ならば飛んで行ってしまった電子を補充したり、電子を奪おうと悪さをする物質に電子をあたえたりすることにより、分子結合を安定させることが可能になります。
そのため薬剤から髪の毛を守ったり、痛んだ髪の毛を良い状態にすることが出来るのです。
髪の毛が痛んでいるという事は、細かいレベルでみると髪の毛を構成している一部の分子構造が壊れると言う事です。
分子構造が壊れる原因は、薬剤による化学反応
(パーマ、カラー)
の結果だったり、
紫外線、水道水に含まれる塩素、
そして、老化(生命活動) により電子が飛んで行ってしまうからなのですが、
そこに電子を補充してあげるのがM3.5です。
P3.4は、それらを安定させる働きを持ちます。
つまり
『電子を補給して分子構造を出来るだけ元に戻してやり、髪の毛を出来る限り健康な状態にする』
というのがM3.5とP3.4なのです。
つまり、原子、分子同士の結びつき付きを強め、
その構造強度を高めることによって、髪の毛を傷ませないようにするのです。
他メーカーはケラチンやアミノ酸等を配合していますが、これは単に髪に付着させるためだけのもので、実際には傷んだ部分に同化して補充する事は不可能です。
たしかに髪の毛のダメージが酷い方は、
オイル系の保護剤や、
シリコン系のシャンプー剤を使用した方が
手触り良く感じる方もいらっしゃいます。
ですが、それは表面がオイルやシリコンで滑っているだけで髪が良くなったという事ではないのです。
それだけならまた良いのですが、
オイルやシリコンは髪に付着して、酸化すると
固まって硬くなり、
最終的には劣化して剥がれ落ちていきます。
その時にオイルやシリコンを付けた前の状態よりも痛んだ状態になってしまいます。
そのような商品を使用されている間は、
根本的な解決はほぼ不可能と私は考えております。
ご理解いただきたい事
髪の毛は死滅細胞です。
一度痛んでしまった髪が元に戻るという事は出来ません。
髪の毛の様な、そもそも生きていないものを、
蘇生するということは出来ません。
だから電子トリートメントは髪を修復しないし
蘇生もしません。
現段階でのベストの状態を作り出す。
という事です。
ですので、
なるべく髪の毛を痛めない施術をする
という事がとても重要になってきます。
当店は施術をする時に、デザインも大切ですが、
それ以上に髪質を、痛めない施術を、心がけております。
また、自宅でのケアも良い髪質を作る為に
欠かす事は出来ません。
当店が電子トリートメントを扱っている一番の理由です。
次回の真面目シリーズは
電子トリートメントと他のトリートメントと何が違うか
を
お伝えします。