『次亜塩素酸水はコロナウイルスに効果無い?』
経済産業省は、前記のNITEの見解として、次亜塩素酸水として販売されている製品は、製法(電気分解、混和等)や原料が明記されておらず、液性をpH値によって明記しないものも多く、安全性も根拠不明なものが多いとして【安全性が不明な次亜塩素酸水での噴霧除菌は控える】よう、注意を促しています。
この様な記事から冒頭のように次亜塩素酸水について疑問を持つようになられる方がおられたのだと思いますが、新たに証明されましたのでこちらの記事もご覧ください。
北大研究グループが第二弾発表 「次亜塩素酸水」のウイルス不活化
以下、引用
メディアのみなさま
先週のNITEの中間発表をめぐって誤報の嵐となっており、全国の次亜塩素酸水溶液の愛用者から不安の声があがっています。
また、本来新型コロナウイルス対策の切り札となるべきものが誤報と取材不足により普及しなくなることで、これから防げるはずの感染者が増加することになります。
この状況を危惧した北海道大学玉城名誉教授と北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターが、NITEの中間報告対象と同じ条件下での第二弾の試験結果を発表しました。
次亜塩素酸水(PH5.5、40ppm)の新型コロナウイルスが30秒で不活化されたという発表です。
玉城先生の連絡先は下にありますので直接お問合せください。
尚、玉城先生はWHOに16年間奉職されており、いろいろなことに快活にお応えいただける方です。どうぞご取材ください。
Press Release (2020 年6 月1 日)
次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm・電気分解方式による)の新型コロナウイ
ルスに対する不活化に関する実証試験 -第二弾-
● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)による新型コロナウイルスの不活化
このたび日本エコ・システムズ株式会社(代表取締役 川田勝大氏)の研究依頼により、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター(高田礼人教授)と協力し、電気分解法による微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証実験を実施した。
協力者と共に、次亜塩素酸水に関する実証実験第二弾として、その成果を報告する。
● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は新型コロナウイルスを瞬時に不活化する
今回の実験条件は、反応液におけるウイルス液とサンプル液の比率が1:19 以外は(前回は1:9)すべて同じである。同じ条件で2 回実験を繰り返しその再現性を担保した。
2 回の実験において、使用した次亜塩素酸水は前回同様30 秒、1 分、5 分、10 分の反応時間でウイルス感染価を約5 桁減少させ、実験で検出不可能なウイルス感染価以下まで不活化した。
コントロールに用いた普通の蒸留水においてはウイルスの不活化はまったく見られなかった。(添付資料参照)。
● まとめ
今回の実験で、微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は前回の強酸性次亜塩素酸水に引き続き(つまり強酸性の次亜塩素酸水)、新型コロナウイルスに対する強力な不活化効果があることが実証された。
政府系の独立行政法人製品評価技術基盤機構「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」は2020 年5 月28 日、中間報告を発表しその中で、実証実験を担当した二つの研究所の実験結果に必ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続を担当した二つの研究所の実験結果に必ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続すべきであると結論付けている。
消毒用アルコールなどがひっぱくしている現状において、強酸性(pH2.7 未満)だけでなく微酸性(pH5.5)の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して有効と判断されたことの意義は非常に大きい。すなわちアルコールの代替品ではない、独立したより安全な消毒剤としての次亜塩素酸水の有効活用は新型コロナウイルス感染症予防対策に大きく寄与することが期待できる。
次亜塩素酸水(強酸性pH2.7 未満および微酸性pH5.5)は、比較的容易に入手可能な生成装置から吐水され、食品や物品等の消毒の他に、「手洗いに有効な資材としても推奨できます。」
私たちは新型コロナウイルス感染症の予防対策のために、次亜塩素酸水の有効利用を引き続きより積極的に検討していく所存です。
●連絡先 玉城 英彦(たましろ ひでひこ)
北海道大学名誉教授
札幌市北区北17条西8丁目
(Mail. tamashiro@med.hokudai.ac.jp)
その他
次亜塩素酸水について
厚生労働省【次亜塩素酸水の定義】
厚生労働省は、殺菌効果と安全性が確かな次亜塩素酸水は【食塩や塩酸を水に溶かして電気分解したもの】と定義しています。
経済産業省からの要請を受けた、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は【電気分解法で生成した次亜塩素酸水】を、新型コロナウイルスに有効である可能性がある消毒方法として選定しました。
そして、経済産業省は【塩酸や食塩水を電気分解した次亜塩素酸水】は手指には適用外としていた判断を修正し『一部商品では適用されているものがある』との見解を公表しました。
*注:NITEの次亜塩素酸水の新型コロナウイルスに対する効果判定は調査途中ですが、後述するように、すでに複数の公的機関や大学の研究機関で効果と安全性が認められ始めています。
そして今回、
北海道大学【次亜塩素酸水で新型コロナウイルス不活化効果を実証】
北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの研究で【次亜塩素酸水に新型コロナウイルスの感染性を失わせる不活化効果があることを実証】した事が2度にわたり発表されました。
帯広畜産大学【新型コロナに対する次亜塩素酸水の不活化効果を証明】
帯広畜産大学は【次亜塩素酸水が短時間で強力に新型コロナウイルスを不活化することを証明】し、また、次亜塩素酸水の新型コロナウイルス不活化活性は溶液の酸性pHではなく、含まれる遊離塩素濃度に依存することを明らかにしたと発表しました。
噴霧に関しても、元ネタの岡山大学医学部出身の医者に聞いてもらったんです。
岡山大学医学部【次亜塩素酸水噴霧の効果と安全性を確認】
岡山大学医学部の研究で【正しい電気分解法で作られた次亜塩素酸水を使用した場合の噴霧除菌に関して、その効果と安全性が確認】されています。
そこだけでは、足りないのでこちらもご覧ください。
複数の大学の研究が、結局同じ結論になっています。
北海道大学大学院【次亜塩素酸水噴霧の感染予防効果に関する論文】
公益財団法人、空気調和・衛生工学会は、北海道大学大学院工学研究科の研究において【正しい電気分解法で作られた次亜塩素酸水を使用した場合の噴霧除菌に関して、その感染予防効果が確認】された事を発表しています。
結論
正しい電気分解法で作られた、という前提があれば、
次亜塩素酸水は、コロナに効く。ということです。
そして、正しくない製法ってのもあるよと。
次亜塩素酸ナトリウム溶液を薄めて、pH調整するパターンの混合型と言われるものがあります。
これは、ダメです。
しかし、忘れてもらっても良いです。
当店で用意してあるものは、電気分解で作る製法のものです。
以上の点から、私は手にも優しい当店に置いてある次亜塩素酸水をお勧めします。
因みに
これは余談として聞いてもらってかまいませんが、
一週間ほど前に、当店舗があるマンションの下水管の工事があり、工事時間は水道やトイレが使えないという事があり、営業時間を遅らせてスタートした日がありました。
一部のお客様には、予約時間を変更してもらいましたのでご存知の方もおられるかと思います。
工事が終わり、出勤してトイレの扉を開けると、今までにない悪臭がトイレ内に蔓延しておりました。
見ると、トイレの便器に溜まっている水が全て抜けてしまっていたのです。
すぐ水を流して、水は溜まったのですが、トイレ内に残った悪臭は換気扇を回しても、店舗中の扉を開けても解消されませんでした。
しばらくトイレは使えないかと思った時に何か良い方法がないかと考えました。
そして思いついたのが、
こちらをトイレ内に噴射しまくったのです。
その結果、扉を開けても、換気扇を回しても消えることのなかった悪臭が、噴射後、5秒以内で見事に消えていたのです。
個人的に次亜塩素酸水の威力を感じた出来事でした。
そして、手荒れ等も起こす事が無いので、私は消毒は、次亜塩素酸水ばかり使用しております。